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J-GLOBAL ID：200902297233441001   整理番号：08A1049749

付着ラドン娘核種からのγ線による降雨年齢の決定

Determination of rain age via γ rays from accreted radon progeny

著者 (6件)： GREENFIELD M. B. (International Christian Univ., Mitaka, Tokyo 1818585, JPN) ,  ITO N. (International Christian Univ., Mitaka, Tokyo 1818585, JPN) ,  IWATA A. (International Christian Univ., Mitaka, Tokyo 1818585, JPN) ,  KUBO K. (International Christian Univ., Mitaka, Tokyo 1818585, JPN) ,  ISHIGAKI M. (International Christian Univ., Mitaka, Tokyo 1818585, JPN) ,  KOMURA K. (Low Level Radioactivity Lab., Kanazawa Univ., Ishikawa 923122, JPN)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 104  号： 7  ページ： 074912  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 降雨を濃縮した²¹⁴Pbと²¹⁴Biの相対的γ線放射能を用いてその寿命(永年平衡から付着による放射能を除去した平均時間)を決定した。液滴の表面/体積の上/内のラドン娘核種の大部分は降下を始めるまで永年平衡にとどまっているという実証できる仮定を用いて,典型的には数十分という地面への移動時間を求めた。これは数キロメータの高さから地面に到達する液滴の表面上の放射能に対して期待される時間との一致が良好であった。それぞれ19.7minと26.9minという²¹⁴Biと²¹⁴Pbからのγ線放射能の半減期は地面への移動時間と同一スケールで,数百分以内での永年平衡(1.00)から過渡平衡(3.88)までの放射能比の測定に対しては十分近かった。γ線の計測速度比は初期の放射能またはあらゆる系統誤差の知識とは無関係で,計数統計の不確実性によってのみ制約されたが,これは50%の効率で高分解能のGe検出器によって2πの立体角で評価した5~30lの降雨の濃縮の場合にはほんの数%であった。これらの比は既知の理論曲線に非常によく適合していたが,降雨の日時を推定するのには使用できず,逆向きに外挿することによって降雨の落下前のラドン娘核種の放射能を決定したが,その知識はトレーサとしてラドン娘核種を用いた研究を促進させることができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *放射能測定 ,  *γ線量測定 ,  *娘核種 ,  *年齢 ,  *降雨 ,  濃縮 ,  鉛同位体 ,  ビスマス同位体 ,  放射寿命 ,  永年変化 ,  平衡 ,  液滴 ,  放射能 ,  γ線スペクトル ,  エネルギー分布
準シソーラス用語： *ラドン娘核種 ,  永年平衡 ,  *降雨年齢

分類 (1件)： 自然放射能計測・計測器  (AD08040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： ラドン娘核種 ,  γ線 ,  降雨 ,  年齢