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J-GLOBAL ID:200902297327877300   整理番号:08A0332628

農林水産バイオリサイクル研究-畜産エコチーム-第1編 家畜排せつ物の臭気低減技術の開発 第2章 脱臭素材の開発とそれらを活用した臭気低減技術の開発 1 オゾン処理敷料によるたい肥発酵過程での悪臭発生低減技術の開発

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号: 463  ページ: 18-22  発行年: 2008年03月26日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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堆肥発酵過程では大量のアンモニアが発生し悪臭公害の原因となっており,脱臭に多大の経費を要している。一方で,副資材として使用するオガクズをオゾン処理しリグニンの2重結合構造を破壊すると,アンモニアが固定できると共に,堆肥の分解性が改善することが明らかとなっている。オガクズや樹皮,剪定残さ,建築廃材等の木質系の敷料をオゾン処理し,堆肥発酵過程で発生するアンモニアを吸着させ悪臭発生を低減するとともに,難分解性の木質部分の分解を促進する高品質の堆肥発酵処理技術を開発した。その結果,1)乳牛糞の堆肥化でオガクズを副資材として用いるとアンモニア揮散量は,副資材のオガクズにオゾンを2時間処理することで70%低減し,副資材にオガクズを用いた場合と膨軟パークを用いた場合を比較すると,膨軟パークでは,アンモニア揮散量が90%低減する,2)膨軟パークでは,オゾン無処理品でもアンモニア吸着能が19g-NH3/kgとオゾン2時間処理オガクズの17g-NH3/kgよりも高く,膨軟パークを用いるこで低コストな臭気低減化が図れるが,膨軟パークたい肥の作物栽培への影響について検討 が必要である,3)有機物分解率はオゾン処理副資材を用いることで7%~10%促進される,ことが分かった。
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分類 (2件):
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悪臭  ,  農業廃棄物処理 
タイトルに関連する用語 (14件):
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