抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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軟鋼のタンデムGMA溶接の問題点として,スパッタ量が多いことが挙げられている。そこで,タンデムGMA溶接におけるシールドガスがスパッタ発生量に及ぼす影響を実験で検討した。実験にはタンデム溶接ロボットを使用し,トーチは一つのノズル内に2電極を有する一体型ノズルを使用した。シールドガスはAr-CO
2系で,CO
2の含有量を10~30%の間で変動し,先行極と後行極とで組成の異なる場合も検討した。その結果,タンデムGMA溶接においても,先行極および後行極の各々のシールドガス組成がスパッタ発生量に影響することが判明した。この知見から,先行極と後行極と役割を勘案して,適切なシールドガス組成を選定すれば,スパッタ発生量の低減が図れる可能性があることが判明した。