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J-GLOBAL ID：200902297603936161   整理番号：08A0558071

塑性変形した金属棒から発生した分周波及び同一分極方向の二重層圧電トランスデューサを用いた新規検出システム

Novel Detection System Using Double-Layered Piezoelectric Transducer in Same Polarization Direction for Sub-Harmonic Components Generated from Plastic-Deformed Metal Rod

著者 (3件)： FUKUDA Makoto (Akita Univ., Akita, JPN) ,  NISHIHIRA Morimasa (Akita Univ., Akita, JPN) ,  IMANO Kazuhiko (Akita Univ., Akita, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 5 Issue 2  ページ： 3899-3903  発行年： 2008年05月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超音波パルスの分周波成分用として新規検出システムを構築した。各層が同一分極方向の新規二重層圧電トランスデューサ(DLPT)を導入して分周波成分に対する感度を向上させた。互いに同一分極方向に積層して接合したDLPTの場合,DLPTの共振周波数f_rは並列接続のf₀であり,直列接続のf₀/2である。その結果,並列接続の場合と比較して分周波成分の受信感度は約30dB増加して,基本成分の受信感度は約20dB減少した。この系の応用として,塑性変形した金属棒から発生した分周波成分の検出を実証した。DLPT系を用いて変形した試料を検出できるが,単一のトランスデューサ系では分周波成分は検出できない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： パルス反射法 ,  分数調波 ,  *超音波応用計測 ,  変換器 ,  圧電素子 ,  直列接続 ,  感度 ,  共振周波数 ,  *引張試験 ,  試験片 ,  金属材料 ,  *塑性変形
準シソーラス用語： 圧電トランスデューサ ,  圧電バイモルフ ,  分周波

分類 (2件)： 材料試験  (HB02020U) ,  音響測定  (BB03040R)

引用文献 (32件)：

• M. Fukuda, M. Nishihira, and K. Imano: Jpn. J. Appl. Phys. 46(2007) 4529.
• K. Imano and A. Muto: Sozai Busseigaku Zasshi 20(2007) 12[in Japanese].
• K. Kawashima, M. Murase, K. Shibata, and T. Ito: Mater. Trans. 48(2007) 1202.
• T. Ohtani, K. Kawashima, M. Drew, and P. Guagliard: Jpn. J. Appl. Phys. 46(2007) 4577.
• K. Kawashima, M. Murase, Y. Ohara, R. Yamada, M. Matsushima, M. Uematsu, F. Fujita, and T. Miya: Hihakai Kensa 54(2005) 509[in Japanese].

タイトルに関連する用語 (7件)： 塑性変形 ,  金属棒 ,  分周波 ,  分極 ,  二重層 ,  圧電トランスデューサ ,  検出システム