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J-GLOBAL ID:200902297644502346   整理番号:09A0115507

飲料水の分散システムおよび膜技術の可能性

Decentralized systems for potable water and the potential of membrane technology
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 245-265  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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分散飲料水システムはミレニアム開発目標を達成する重要な要素であり,中央集中型システムは開発途上あるいは過渡期の国(DCおよびTC)においてしばしば不十分あるいは実現不可となる。水質問題の大部分は衛生要因および病原菌によるものである。一連の分散システムはこれら問題に対応可能であり,熱および/またはUV処理,物理的除去,および化学的処理がある。本レビューは,単一家庭(家庭用システム)あるいは地域(小規模システム)の飲料水(飲料および料理)を処理する分散処理を重点的に述べる。DCおよびTCでの適用のために,分散システムの重要な限界条件は低コスト,使いやすさ,持続性,ならびに低保守性および用役(エネルギー源)非依存性である。低コストシステムはいくつかあるが,その適用は時間がかかる日常操作および保守のために限られる。他のシステムはDCおよびTCの貧しい住民には高価で,上記要求を満たすシステムを実現することはほとんどの場合できない。膜に基づいた家庭用システムは市販されていて,蛇口圧あるいは重力で機能するように設計されている。膜システムは,病原菌の完璧なバリアーおよび濁度除去を実現できる魅力的なもので,水の味覚を増した。膜コストはこの10年間で急速に低下して,膜システムがDCおよびTCでの低コスト適用を可能にした。膜システムのいくつかは重力で駆動して,ポンプおよび電力使用を回避した。現在の文献データに基づいて,実現を可能にする小規模システムは無い。さらに,入手可能な文献に高度汚染水の性能は報告されていない。そのために,より多くの研究が必要で,適切な前処理が必要であることが判明した。結論として,膜に基づいた分散システムは可能性であるが,特にDCおよびTCのために設計した低コストおよび低保守のシステムの研究および開発が必要である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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用水の物理的処理  ,  膜分離  ,  滅菌法 
タイトルに関連する用語 (4件):
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