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J-GLOBAL ID：200902297962604417   整理番号：09A0144819

性能可変オイルダンパーの開発および免震構造物への適用性

DEVELOPMENT OF VARIABLE OIL DAMPER AND ITS APPLICATION FOR SEISMIC ISOLATION STRUCTURES

著者 (3件)： 田部井直哉 (東北大 大学院) ,  堀則男 (東北大 大学院) ,  井上範夫 (東北大 大学院)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 636  ページ： 259-266  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 設計で想定するより過大な地震入力に対して,免震建物が擁壁や免震装置に衝突することを防止するための安全装置として,性能可変オイルダンパを新たに提案し,その効果を実験的及び解析的に検証するとともに,木造戸建免震住宅を想定してその適用性を検討した。その結果,1)性能可変オイルダンパの力学的特性を示すとともに,試設計した縮小性能可変オイルダンパの単体加振実験により,ほぼ想定通りの性能変化に伴うダンパ力の上昇が確認されること,2)性能可変オイルダンパを設置した免震試験体による振動実験を行い,性能変化による応答加速度の上昇を小さく抑えつつ,応答変形を低減できること,などが分かった。

シソーラス用語： *免震構造 ,  独立住宅 ,  *油圧ダンパ ,  制御 ,  振動試験 ,  減衰 ,  シミュレーション ,  解析モデル ,  地震動 ,  固有周期 ,  応答スペクトル ,  設計 ,  可変減衰器 ,  木構造 ,  受動制御
準シソーラス用語： *オイルダンパ ,  パッシブ制御 ,  戸建住宅 ,  試設計

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  緩衝器,ばね  (QB01110U)

引用文献 (13件)：

• 日本建築学会. 長周期地震動と建築物の耐震性. 2007
• 中安誠明. 擁壁に衝突する免震建物の応答特性. 日本建築学会大会学術講演梗概集B2, 2002. 8. 2002, 477-478
• 中安誠明. 過大地震下における免震建物の応答と損傷. 日本建築学会大会学術講演梗概集B2, 2003. 9. 2003, 441-442
• 高橋武宏. 住宅免震用衝撃吸収装置, その2 振動実験. 日本建築学会大会学術講演梗概集B2, 2001. 9. 2001, 725-726
• 高橋武宏. 住宅免震用衝撃吸収装置, その3 実大振動実験. 日本建築学会大会学術講演梗概集B2, 2002. 8. 2002, 533-534

タイトルに関連する用語 (4件)： 性能可変オイルダンパー ,  開発 ,  免震構造物 ,  適用性