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J-GLOBAL ID:200902298114997669   整理番号:08A0202051

ポリアミド複合材料逆浸透膜の性状に与える反応と硬化条件の影響

Impacts of reaction and curing conditions on polyamide composite reverse osmosis membrane properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 311  号: 1-2  ページ: 34-45  発行年: 2008年03月20日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ここではポリアミド複合材料逆浸透膜の分離性能,フイルム構造および境界性状に与える有機溶媒の性状,反応条件,硬化条件の影響について調べた。直接の実験結果として(1)有機相中のMPD(m-フェニレンジアミン)の拡散係数がMPD-TMC(トリメソイルクロリド)薄膜の水透過率を支配すること,(2)MPDの拡散係数と溶解度がMPD-TMC薄膜の架橋に競合的に影響すること,(3)水透過性はMPD-TMCのフイルム構造(即ち架橋)に最も関係すること,(4)塩の排除性はMPD-TMCフイルム厚みとモルフォロジーに最も関係することを示した。総括すれば,優れた塩排除性の高透過率膜は厚みが薄く,密に架橋したフイルム構造から成る。このような高性能のRO(逆浸透)膜は(1)高い表面張力と低粘性を持つ溶媒を選び,(2)界面重合に於けるMPDのプロトン付加とTMCの加水分解を制御し,(3)有機溶媒の揮発性に応じて硬化温度と時間を最適化することによって得られる。最後に,更なる研究が必要ではあるが,本研究結果は高性能のMPD-TMC膜の持つしわのあるモルフォロジーと相対的な疎水性が濃度分極を強化し,表面の劣化を進める可能性がある。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ポリアミド  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (5件):
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