抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の電子政府構想では,地方自治体までを範囲にしており,全国民がインターネットであらゆる行政サービスを自宅やオフィスに居ながらにして受けられることとされている。そのため,サービスを享受するにはブロードバンドインフラが不可欠となり,総務省では,ブロードバンドの全国整備を実現する目標を掲げている。これに対し,平成19年3月末現在,沖縄県内で,市町村単位でブロードバンドサービスが全く利用できない地域は,国頭村,大宜味村,東村,南大東村及び北大東村の5村となっている。このうち,南大東村及び北大東村については,平成19年度の沖縄県離島地区ブロードバンド環境整備促進事業によりブロードバンド整備が予定されているので,国頭村,大宜味村及び東村(北部3村)のみが沖縄県内において,市町村単位で全くブロードバンドサービスが利用できない地域となる。本検討会では,その解消を課題として,北部3村におけるブロードバンドの整備方策を検討した。そして,以下の5つの整備モデルを提案した。1)ADSL方式:バックボーンとして光ファイバ網を構築し,ラストワンマイルはメタル回線を利用したDSLサービスを提供する。 2)ワイヤレス方式:バックボーンとしてFWAを構築し,ラストワンマイルはWiMAXを提供する。 3)光ファイバ+ワイヤレス方式1:バックボーンとして光ファイバ網を構築し,ラストワンマイルはWiMAX またはFWAを提供する。 4)光ファイバ+ワイヤレス方式2:バックボーンとして国道光ファイバを活用し,ラストワンマイルはワイヤレスメッシュを利用したサービスを提供する。 5)衛星回線+ワイヤレス+有線方式:バックボーンとして衛星回線を活用し,地上からのラストワンマイルはDSLやWiMAXを利用したサービスを提供する。