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J-GLOBAL ID:200902298170161859   整理番号:09A0837658

耽溺のグルタミン酸ホメオスタシス仮説

The glutamate homeostasis hypothesis of addiction
著者 (1件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 561-572  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: W1331A  ISSN: 1471-003X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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嗜癖薬物はドーパミン性神経伝達の急性的強化を誘導するので,耽溺とドーパミン系の関連が注目されてきた。耽溺のもう一つの極めて危険な点は,長期間の薬物遮断後でも薬物探索行為が生じる(再発する)ことである。再発に対する弱い抵抗性は,ドーパミンニューロンが投射する皮質線条体回路の永続的な神経適応によって生じる。皮質線条体投射は薬物摂取の学習だけでなく,多様な環境に対する行動の適応的変化の形成に関与する。中毒の行動病理は皮質線条体投射の薬物探索制御能力の障害とみなすことができ,それはシナプス性と非シナプス性グルタミン酸間の,いわゆるグルタミン酸ホメオスタシスの永続的な不均衡に関連する。グルタミン酸ホメオスタシスの不均衡は,前頭前野皮質と腹側線条体(側坐核)間の連絡を害するような神経可塑性の変化を引き起こす。これらの病理的な変化のいくつかは,新たなグルタミン酸と神経可塑性を基盤とした薬物療法で改善される。
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分類 (2件):
分類
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精神科の基礎医学  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
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