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J-GLOBAL ID：200902298360956130   整理番号：08A1198385

原子力発電所における安全・安心 PBMRでのヘリウムガスタービンの取り組み

著者 (4件)： 宇麼谷雅英 (三菱重工業) ,  廣田耕一 (三菱重工業 原子力技セ) ,  加藤誠 (三菱重工業 高砂製作所) ,  杼谷直人 (三菱重工業)
資料名： 日本ガスタービン学会誌  (Journal of the Gas Turbine Society of Japan)
巻： 36  号： 6  ページ： 497-502  発行年： 2008年11月20日 
JST資料番号： X0134A  ISSN： 0387-4168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南ア政府の強力なバックアップの下にPBMR社を中心に開発中の小型高温ガス炉(PBMR)の枢要機器であるヘリウムガスタービンへの取り組みについて概説した。PBMRは独自の安全特性と優れた熱効率を兼ね備えた次世代原子力発電プラントで,その特長はペブルと呼ばれる球状燃料を用いること,直接ガスタービンサイクルを構成していること,等にある。PBMRシステムは,既存の軽水炉に比べて高温熱源を利用し,かつ燃料が連続で交換可能であることにより,熱効率,設備利用の点で,原子力エネルギーをより有効利用できる。本稿では三菱重工が開発に携わる,ヘリウムガスタービンのシステム,設計,構造,運転・制御について概要を紹介し,その特徴を中心に解説した。現在,開発中のPBMR初号機はデモ機として南ア,ケープタウン近郊のクバーグ原子力発電所サイトに建設が計画されている。

シソーラス用語： ガス冷却型原子炉 ,  *ガスタービン ,  南アフリカ共和国 ,  安全性 ,  熱効率 ,  原子力発電 ,  *ペブルベッド型原子炉 ,  Braytonサイクル ,  利用 ,  設計 ,  構造 ,  運転 ,  制御
準シソーラス用語： PBMR ,  高温ガス炉 ,  次世代原子力発電 ,  設備利用 ,  有効利用 ,  *ヘリウムガスタービン

分類 (2件)： ガスタービン  (PB02040Y) ,  ガス冷却型原子炉  (MD03020M)

引用文献 (9件)：

• PBMR社. PBMR社ホームページ
• PBMR社. PBMR社カタログ類
• HTR2006 Proceedings. 2006
• ICAPP'08 Proceedings. 2008
• PBMR商業化へ向け奔走中. 月刊エネルギーレビュー. 2008, 4月号

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子力発電所 ,  安心 ,  ヘリウム ,  ガスタービン