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J-GLOBAL ID:200902298398771690   整理番号:08A0705201

B細胞非Hodgkinリンパ腫患者のNK細胞におけるCD16ζの発現とB-NHL細胞に対するリツキシマブ結合リンホカイン活性化キラー細胞のin Vitro殺作用

Expression of CD16ζ in NK Cells of B-cell Non-Hodgkin?s Lymphoma Patients and In Vitro Killing Effect of Rituximab Combined Lymphokine-activated Killer Cells on B-NHL Cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 837-842  発行年: 2007年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景と目的】ナチュラルキラー(NK)細胞は,抗体依存性細胞障害(ADCC)の主要なエフェクターである。癌患者におけるNK細胞の活性化障害は,モノクローナル抗体の治療効果に影響する可能性がある。リツキシマブによるCD16ζ高分子鎖の信号伝達の機能不全の改善とリンホカイン活性化キラー細胞(LAK)細胞の結合は,相乗効果を向上させる可能性がある。本調査では,B細胞非Hodgkinリンパ腫患者にNK細胞の活性化障害が存在するかどうか,インターロイキン-2(IL-2)がin vitroで活性化障害を改善できるかどうか,リツキシマブとLAK細胞の併用によって相乗的な抗腫瘍効果を生み出すことができるかどうかを明らかにした。【方法】密度勾配遠心法により,69人のB-NHL患者と30人の健常ドナーから末梢血単核球(PBMC)を単離し,IL-2(1000U/ml)で培養してLAK細胞を調製した。PBMCとLAK細胞におけるCD16ζ鎖の陽性率と,蛍光強度の中央値(MFI)をフローサイトメトリー(FCM)で検出した。また,Raji細胞上のCD20の発現をFCMで検出した。リツキシマブ処理後のRaji細胞のアポトーシスを,アネキシンV/PI染色を用いたFCMで検出した。細胞毒性を乳酸脱水素酵素(LDH)放出試験によって評価した。【結果】B-NHL群におけるCD56+細胞上のCD16ζ鎖の陽性率とMFI値は,対照群より有意に低かった[(63.3±16.4)%:(97.8±3.1)%,P<0.001;1.3±1.3:3.6±1.7,P<0.001]。2群間でLAK細胞上のCD16ζの陽性率とMFI値に有意差がなかった[(99.3±4.1)%:(99.7±3.9)%,P=0.145;29.2±12.5:31.4±13.8,P=0.44]。40μg/mlの濃度で,リツキシマブは細胞膜上のCD20抗原に完全に結合した。処理後24時間で,細胞アポトーシスに対するリツキシマブの明らかな促進効果が現れた。リツキシマブ併用LAK群におけるRaji細胞の殺傷率は,LAK群より有意に高かった(P<0.05)。いっぽう,LAK細胞とハーセプチン(40μg/ml)の併用は,ハーセプチン単独と・・・(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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臨床腫よう学一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 
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