文献

J-GLOBAL ID：200902298518593880   整理番号：09A0810904

航空機と製造技術 航空機機体の製造技術

著者 (1件)： 中島正憲 (富士重工業 航空宇宙カンパニー)
資料名： 精密工学会誌(CD-ROM)  (精密工学会誌論文集)
巻： 75  号： 8  ページ： 941-944  発行年： 2009年08月05日 
JST資料番号： F0268B  ISSN： 1348-8716  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では航空機使用材料の変遷,代表的な複合材部品の製造方法,および難削材であるCFRP(炭素繊維樹脂強化複合材)に対する穿孔技術について紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)概要:使用率の上がる難削材のCFRPとチタン合金,2)航空機に使用される材料の変遷:Boeing787型機における材料の構成割合(CFRP50%,アルミニウム合金20%,チタン合金15%など),民間航空機に使用される複合材料の割合(CFRP使用率の増加),CFRPの特徴である比強度/比弾性率の材料比較データ,3)複合材料の製造方法:複合材CFRP部品の製造工程概要,真空バギング例,4)CFRPの穿孔技術:CFRPの穿孔に対する注意事項(炭素繊維のほつれ(デラミネーション),穿孔によるCFRPのデラミネーション例,孔内面の面粗度(むしれの発生要因),穿孔時の加工温度,CFRPと金属材料の熱伝導率比較),新形状ドリルの開発(新形状ドリル(Rドリル)の概略図,ドリル耐久性,ドリル寿命の向上,CFRPのデラミネーション防止,Rドリルの特徴)。

シソーラス用語： *航空機 ,  *機体 ,  *繊維強化プラスチック ,  チタン合金 ,  *ドリル加工 ,  ドリル ,  表面粗さ ,  熱伝導率 ,  耐久性 ,  工具寿命 ,  形状効果 ,  強度 ,  弾性係数 ,  *生産システム ,  *炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： *CFRP ,  比強度

分類 (2件)： 飛しょう体の材料・製造  (QK04020S) ,  宇宙飛行体材料,航空機材料  (YH06070I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 航空機 ,  製造技術 ,  機体