文献

J-GLOBAL ID：200902298598490849   整理番号：08A1173024

小麦及び小麦粉中のグラナリアコクゾウの検出のための分子技術

Molecular techniques for the detection of granary weevil (Sitophilus granarius L.) in wheat and flour

著者 (5件)： OBREPALSKA-STEPLOWSKA A. (Interdepartmental Lab. of Molecular Biology) ,  NOWACZYK K. (Interdepartmental Lab. of Molecular Biology) ,  HOLYSZ M. (Univ. Medical Sci., Poznan, POL) ,  GAWLAK M. (Inst. of Plant Protection, Poznan, POL) ,  NAWROT J. (Interdepartmental Lab. of Molecular Biology)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 25  号： 10  ページ： 1179-1188  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラナリアコクゾウ(Sitophilus granarius)は保存中の穀類に生息し大きな経済的損失を与える害虫である。穀類中に隠れている昆虫を検出する方法はいくつかある。本研究は,ミトコンドリアのチトクローム酸化酵素のサブユニット遺伝子(COI,COII)の配列の分析をすることと,標準PCRとリアルタイムPCRの2つの分子生物技術を使って食品中のグラナリアコクゾウの検出の可能性を調べることを目的とした。分析されたCOIとCOII遺伝子は高い相同性があった。標準PCR,リアルタイムPCR反応はともに,侵入したグラナリアコクゾウの検出が可能であった。リアルタイムPCRの検出感度は高く,かつ種別特異性も非常に高く,近縁種であるココクゾウ,コクゾウムシなどは検出しないことが分かった。

シソーラス用語： コクゾウ ,  *食品害虫 ,  コムギ ,  小麦粉 ,  分子生物学 ,  穀類 ,  チトクロームcオキシダーゼ ,  サブユニット ,  遺伝子 ,  PCR法 ,  相同性 ,  生物分類 ,  ココクゾウ ,  検出法 ,  検出限界 ,  *食品汚染 ,  食品分析 ,  *害虫防除 ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： PCR ,  Sitophilus granarius ,  グラナリアコクゾウ ,  リアルタイムPCR ,  種属特異性 ,  Sitophilus zeamais

分類 (4件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  製粉  (FJ04020E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 小麦 ,  小麦粉 ,  グラナリアコクゾウ ,  分子