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J-GLOBAL ID：200902298748150464   整理番号：09A1195967

高分子電解質の配座転移に及ぼす対イオン混合の効果 II ポリ(アクリル酸)アルカリ金属塩のNMR分光法で測定した対イオン結合

Counterion Mixing Effects on the Conformational Transitions of Polyelectrolytes. II. Counterion Binding as Measured by NMR Spectroscopy of Alkali Metal Poly(acrylate)s

著者 (4件)： WAKAGAWA Masaki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  HAYASHI Mariko (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  KUROKI Shigeki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  SATOH Mitsuru (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 47  号： 21  ページ： 2132-2139  発行年： 2009年11月01日 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水/有機混合溶媒中でのポリ(アクリル酸)のコイル-グロビュール転移中の対イオンの結合状態をアルカリ金属カチオン(Li⁺,Na⁺,Cs⁺)のNMRで調べた。媒体中の有機溶媒組成が増すと,転移につれて対応するNMR線幅が増大し,粘度測定で検出されたコイル-グロビュール転移域より高い有機溶媒組成で線幅は最高になった。60vol%DMSO中のLi⁺/Cs⁺混合対アニオン系では導電性データから特異的対イオン結合はLi⁺と混合されたCs⁺に対してのみ存在するとしたが,線幅増加もCs⁺に対してのみ起こった。これは前報で想定したサイズフィッテイング効果を支持するものであった。

シソーラス用語： *コイル-グロビュール転移 ,  ポリアクリル酸 ,  対イオン効果 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *溶媒効果 ,  濃度依存性 ,  配座転移 ,  *スペクトル線幅
準シソーラス用語： セシウム133NMR ,  ナトリウム23NMR ,  *ポリアクリル酸塩 ,  リチウム6NMR ,  固有粘度 ,  水性溶液

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高分子電解質 ,  配座転移 ,  対イオン ,  アクリル酸 ,  アルカリ金属塩 ,  NMR分光法 ,  イオン結合