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J-GLOBAL ID:200902298873655357   整理番号:08A1103452

日本の紅藻種から分離した抗細菌作用を有する表在菌の系統発生学的同定

Phylogenetic identification of epibiotic bacteria possessing antimicrobial activities isolated from red algal species of Japan
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巻: 24  号: 10  ページ: 2315-2321  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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淡路島の潮間帯で採取した9種の紅藻から92株の表在菌を分離し,その抗細菌作用を測定し,系統発生学的位置づけを行った。ディスク拡散アッセイにより,採取した92株のうち33%が抗細菌作用を有していることが判明し,さらに,その中で活性が強かった10株について,付着菌,蛍光性Vibrio菌と発光菌属,および病原菌セットに対する阻害活性を調べた。その結果,阻害活性は,総じて付着菌や蛍光菌には強く,病原菌には弱かった。このことは,表在菌が競争状態にある多様な菌に対して防御するために,抗細菌作用のある代謝物を産生することによって表面環境における表在菌の位置を守れるように順応していることを示唆している。16S rRNA配列を用いる系統発生学的解析により,10株のうち7株がBacillus属に属し,残り3株はMicrobacterium属,Psychrobacter属およびVibrio種であることがわかった。
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分類 (1件):
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微生物の生態 

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