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J-GLOBAL ID:200902298880359674   整理番号:09A0999477

トマトにおける細胞壁インベルターゼ阻害剤のサイレンシングによる翻訳後の活性の上昇は葉の老化を遅らせ種子重量と果実のヘキソースレベルを増加している

Posttranslational Elevation of Cell Wall Invertase Activity by Silencing Its Inhibitor in Tomato Delays Leaf Senescence and Increases Seed Weight and Fruit Hexose Level.
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 2072-2089  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: T0767A  ISSN: 1040-4651  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インベルターゼは蔗糖をグルコースとフルクトースに加水分解する植物の発育にとって重要な酵素である。多くの植物にこのインベルターゼの活性を阻害する一群の小蛋白質類の存在することがin vitroにおいて示唆されているが,in plantaにおける役割については未知である。トマトにおける推定的阻害剤INVINH1の機能について調べた。INVINH1-GFP融合蛋白質の発現は,そのアポプラスト局在を明らかにした。Arabidopsis thalianaにおけるINVINH1の異所的発現は細胞壁のインベルターゼ活性を特異的に低下したが,トマトにおけるその発現のサイレンシングは,細胞質や液胞のインベルターゼ活性を変化することなく細胞壁のインベルターゼ活性を有意に増加した。RNA干渉形質転換トマトにおける細胞壁インベルターゼ活性の増加は,アブシジン酸誘導の老化阻止を含む葉の寿命の延長,および種子重と果実のヘキソースレベルの増加をもたらし,1)若い果実の篩部柔組織細胞におけるINVINH1と果実特異的細胞壁インベルターゼLin5の共発現,2)INVINH1とLin5の間の物理的相互作用,および3)胎座と種子の界面における原形質連絡の断絶などが原因であることがわかった。これらの結果は,INVINH1が細胞壁インベルターゼの活性を特異的に阻害する蛋白質をコードし,インベルターゼのin planta活性を制約することによって,トマトにおける葉の老化と種子/果実の発育を制御していることを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物学一般  ,  酵素一般  ,  遺伝子発現  ,  細胞構成体一般 

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