文献

J-GLOBAL ID：200902299012814787   整理番号：09A0198359

岐阜県・白川村荻町地区における文化遺産マネジメントに関する研究 その10~空間構成の変遷からみた景観保全~

著者 (4件)： 増原実樹 (九大) ,  佐藤睦美 (九大 大学院芸術工学府) ,  麻生美希 (九大 大学院芸術工学府) ,  西山徳明 (九大 大学院芸術工学研究院)
資料名： 日本建築学会九州支部研究報告 3 計画系  (AIJ Kyushu Chapter Architectural Research Meeting. Planning)
号： 48  ページ： 385-388  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： L0037A  ISSN： 1343-8395  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伝統的な集落景観を保全し,観光を行ってきた集落である岐阜県白川村萩町地区を対象とし,明治中期から現在までの空間構成の変遷を把握し,伝統的な空間構成を現在までに変容させた行為と理由,それに対して行政や住民保全組織がとった保全行為を分析する。萩町の空間構成は,土地の性質を活かし,農地を最大限に確保した集落全体としてまとまりのあるものから,様々な個々の世帯のニーズを反映したモザイク状のものへと変化したことがわかった。また,本研究で把握した昭和30年代初頭の景観は,近代化をはかりながらも伝統的な空間構成を維持していたといえ,萩町の景観保全の一つの目標像となり得る。

シソーラス用語： *集落 ,  空間構成 ,  経時変化 ,  事例研究
準シソーラス用語： 岐阜県白川村萩町地区 ,  *景観保全 ,  *重要伝統的建造物群保存地区

分類 (2件)： 景観  (RD04010N) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 岐阜県 ,  白川 ,  地区 ,  文化遺産 ,  マネジメント ,  研究 ,  空間構成 ,  景観保全