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J-GLOBAL ID:200902299082965863   整理番号:09A0247177

低Nd領域でのNd-Fe-Bナノコンポジット磁石の組織と磁気特性における添加元素CrCoの効果 I

著者 (1件):
資料名:
巻:ページ: 63-70  発行年: 2008年03月18日 
JST資料番号: G0699C  ISSN: 1882-5923  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Nd2Fe14Bの発見による磁石材料の特性の著しい向上により,Nd15Fe77B8組成を中心とした永久磁石の発展は,頂点に達したという感がある。だが,このNd15Fe77B8系永久磁石を上回る可能性のあるナノコンポジット磁石の概念が提案されている。このコンポジット化では,α-Fe相,または,Fe3Bとのコンポジット化により磁石の飽和磁化を高め,α-Fe相内での磁化回転を制御するために,ナノ結晶組織としてハード磁性相Nd2Fe14Bとの間に強い磁気結合を持たせるようにして,磁石を設計する必要がある。だが,高磁化磁性相とハード磁性相との組合わせについて,いくつかの研究がなされてきたが,磁気特性があまり良くないのが現状である。その原因は,急冷凝固プロセスとアモルファス結晶化過程でのナノ結晶組織制御が十分に行われていないことにある。本稿では,ナノコンポジット磁石の急冷凝固と結晶化プロセスの合理的指針を得るために,Nd3Fe77.5B18.5において,CrとCoを,夫々,5at%添加し,アモルファス相,Nd2Fe14B相,α-Fe相,Fe3B相などの温度-時間-変態(TTT)線図を作成することで,磁気特性との関係を示し,そして,CoとCrの効果を検討した。この結果,CrとCoを,夫々,5at%添加することで,Fe3B相とNd2Fe14B相の析出温度が下がり,新たに,3000Oeの領域が存在するようになり,2500Oeと2000Oeの領域は大きく広がることが明らかとされた。
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分類 (1件):
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金属結晶の磁性 

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