抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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河川における水際植物と魚類生息環境の関係については多くの研究がされているが,石の隙間が魚類の生息環境に果している機能についての研究は少ない。本研究は,魚類群集を対象として石の河岸と植生河岸での生息種の違いについて調査分析した。研究では,実験河川に巨礫・大礫・中礫の3種類の石の河岸を設けて植生河岸と生息魚類について調査比較した。その結果,1)植生河岸には遊泳魚が多く石河岸には底生魚が多い,2)遊泳魚は巨礫・大礫に生息する,3)底生魚は,シマドジョウ,ヨシノボリ属が中礫に多く,ウキゴリ,ウナギが大礫以上で生息する傾向かある,等の事が分かった。