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J-GLOBAL ID:200902299168703896   整理番号:09A0033414

次世代化学技術の展望 有機機能分子と光分子エレクトロニクス

著者 (2件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 13-17  発行年: 2009年01月01日 
JST資料番号: F0134A  ISSN: 0387-1037  CODEN: CMNGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ジアリールエテンは高い熱的安定性を備えたフォトクロミック分子であり,光照射後に生成する着色体が高温においても安定に存在できる。また,光耐久性が高く分子設計によっては,100%に近い理想的な光転換率を達成することも可能である。これらの特徴は,光異性化反応に伴う特性変化の観測を行う上で適しているといえる。加えてジアリールエテンの構造変化はヘキサトリエン-シクロヘキサジエンの相互変換であることからπ共役系の大幅な変化を伴う。このため相互作用のスイッチングには適している。本稿ではこのジアリールエテンのπ共役系変化に伴うスイッチング,特に金ナノ粒子表面に修飾させた場合の光スイッチングに伴う導電性のコントロールについて紹介した。ジアリールエテンの光照射による結合状態の変化,すなわちπ共役系の組み替えについて検討してきた。π共役長の長短による色調の差異はもちろん,π共役系のつながりによって電気的相互作用がスイッチすることを確認した。これらの結果は現在途上である分子サイズオーダー(オングストロームスケール)で動作可能なスイッチングエレクトロニクス素子を提案するとともに,無機系材料とは異なる分子性材料としての可能性をひらく物であり,分子エレクトロニクスにおいて重要な素子となることが期待される。
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分類 (1件):
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反応操作(単位反応) 
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