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J-GLOBAL ID：200902299308222818   整理番号：08A0320095

ヒトトロフィニン遺伝子の選択的スプライシング産物,マグフィニンの核局在化

Nuclear Localization of Magphinins, Alternative Splicing Products of the Human Trophinin Gene

著者 (10件)： AOYAMA Junya (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  AKAZAWA Yusuke (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KASAHARA Kousuke (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HIGASHIYAMA Yukihiro (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KIKUCHI Ikue (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  FUKUMOTO Yasunori (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  SABURI Sakura (Burnham Inst. for Medical Res., California) ,  NAKAYAMA Yuji (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  FUKUDA Michiko N. (Burnham Inst. for Medical Res., California) ,  YAMAGUCHI Naoto (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 103  号： 3  ページ： 765-777  発行年： 2008年02月15日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マグフィニンはMAGE(黒色腫関連抗原)ファミリーに属する。既報で,マウス生殖細胞でのマグフィニン発現を示し,生殖細胞発生における役割を示唆した。本報では,ヒトマグフィリンの構造と細胞下局在を調べた。共焦点顕微鏡分析で,マグフィリン-α及びβは細胞質に,マグフィリン-γは核内に局在することが明らかになった。マグフィリン-γはトリトンX-100抽出,DNA消化,高塩抽出後も核内に存在し,核マトリックスとの結合を示唆した。この核局在化には,MAGE相同ドメインのN末端領域が必要であった。マグフィリン-γ発現NIH3T3細胞は,細胞周期G1期停止を示した。ヒトマグフィリン-γは核活動を通して細胞周期進行を阻害することを示唆した。

シソーラス用語： ヒト ,  *生殖細胞 ,  選択的スプライシング ,  *細胞内分布 ,  *細胞核 ,  細胞死 ,  *タンパク質 ,  共焦点顕微鏡 ,  停止 ,  細胞周期 ,  形態 ,  COS細胞
準シソーラス用語： *トロフィニン ,  *マグフィニン ,  核マトリックス ,  細胞周期停止 ,  アイソフォーム

分類 (1件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 遺伝子 ,  選択的スプライシング ,  核局在化