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J-GLOBAL ID:200902299311568164   整理番号:09A1014586

光化学系IIの品質管理 ホウレンソウチラコイドでのチラコイドの非スタッキングは,D1蛋白質のさらなる損傷を回避して光ストレス下でのD1分解を容易にするために必要である

Quality Control of Photosystem II THYLAKOID UNSTACKING IS NECESSARY TO AVOID FURTHER DAMAGE TO THE D1 PROTEIN AND TO FACILITATE D1 DEGRADATION UNDER LIGHT STRESS IN SPINACH THYLAKOIDS
著者 (11件):
資料名:
巻: 284  号: 37  ページ: 25343-25352  発行年: 2009年09月11日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単離されたホウレンソウチラコイドを用いて,過剰な可視光によるチラコイド非スタッキングの誘導を報告し,スタックと非スタック・チラコイドへの強光の影響を調査し,これらの膜間の過剰照射に対する応答の違いを明らかにした。光化学系II(PSII)ばかりではなく,光化学系I(PSI)とPSIIを介した電子伝達系の光誘導性電子伝達がこの不可逆的なチラコイド非スタッキングに関与することを示唆した。光化学系IIの光阻害は,非スタックチラコイドよりスタックチラコイドで顕著であった。さらに,EPRスピントラッピング測定は,非スタックチラコイドと比較してスタックチラコイドでヒドロキシル・ラジカル産生が高いことを示した。光ストレスで生じるチラコイドの非スタッキングは,D1蛋白質のさらなる光障害を避けるために必要であり,活性酸素種(ROS)発生によりPSII複合体から光障害を被ったD1蛋白質の分解と除去を容易にする光化学系IIの品質管理機構であることを示唆する。
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分類 (1件):
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光合成 

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