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J-GLOBAL ID:200902299423403435   整理番号:08A0253116

TNFαが媒介するヒト多量体免疫グロブリン受容体の発現はHT-29細胞株でMAPキナーゼとホスファチジルイノシトール3-キナーゼの両方により制御される

Tumour necrosis factor-α-mediated human polymeric immunoglobulin receptor expression is regulated by both mitogen-activated protein kinase and phosphatidylinositol-3-kinase in HT-29 cell line
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資料名:
巻: 123  号:ページ: 500-507  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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HT-29細胞株で,炎症誘導性サイトカインであるTNFαが媒介する多量体免疫グロブリン受容体(pIgR)発現のシグナル伝達機構を検討した。TNFαで刺激したHT-29細胞の分泌成分(SC)の放出は,MAPキナーゼキナーゼ阻害剤(PD98059)の添加で増加した。この増加は転写レベルで起こっていた。TNFα媒介pIgR発現はERK経路が負に制御することが示唆された。pIgRの発現は,ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤(LY294002)によって転写レベルで低下した。TNFαによるPI3K阻害はERK活性化には無関係であった。MAPキナーゼシグナル伝達経路の阻害剤は,pIgR蛋白質を増加し粘膜免疫をNFκBの過剰活性化なしに増強する可能性があるため,炎症性腸疾患の治療に有益であると推測した。
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分類 (1件):
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免疫反応一般 

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