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J-GLOBAL ID:200902299547773362   整理番号:08A0795961

玉原ブナ林再生のための基礎的研究 第2報(2007)-ブナの実生の生育におけるササの影響-

著者 (1件):
資料名:
号: 57  ページ: 31-32  発行年: 2008年05月30日 
JST資料番号: Y0539A  ISSN: 0288-822X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブナの生育においてササが影響するかを2007年に2カ月ごとに調べた。ブナの2006年11月の総生存数は230本,2007年5月の総生存数は194本で,越冬率は84.3%であった。これに2006年の総発芽数は382本であるので生存率は50.8%となり,発芽したもののおよそ半分が2年目まで生存したといえた。枯れてしまった実生の総数は,9月までの調査でササありでは4.81%,ササなしでは3.60%であった。11月までの調査でササありでは21.7%,ササなしでは18.9%であった。ササがありなしで枯れてしまった実生の割合に有意な差はみられなかったので,2年目まではササの光遮蔽要因のために枯れやすいといえなかった。一方,葉の状態は明らかにササがある方が健全なものが多かった。発芽後2年目はササによって光量不足で葉が萎縮したり,生長せず樹高が高くなりにくいが,ササに保護され食害にあいにくい利点があることが分かった。
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分類 (2件):
分類
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森林植物学  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (3件):
  • 福島司 (2005) 植生管理学. 朝倉書店
  • 仲陽子 (2006) 玉原高原におけるブナ林復元のための基礎的研究. 日本生態学会関東地区会
  • 片山豪 (2007) 玉原ブナ林復活のための基礎的研究. 第37回関東理科教育研究発表会

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