文献

J-GLOBAL ID：200902299561794283   整理番号：08A0926755

離散ブリーザ-理論と応用の進展

Discrete breathers - Advances in theory and applications

著者 (2件)： FLACH Sergej (Max-Planck-Institut fuer Physik komplexer Systeme, Noethnitzer Str. 38, D-01187 Dresden, DEU) ,  GORBACH Andrey V. (Centre for Photonics and Photonic Materials, Dep. of Physics, Univ. of Bath, Bath BA2 7AY, GBR)
資料名： Physics Reports  (Physics Reports)
巻： 467  号： 1-3  ページ： 1-116  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： A0800A  ISSN： 0370-1573  CODEN： PRPLCM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非線形古典ハミルトニアン格子は一般解-離散ブリーザを見せる。これらは時間周期的で,(典型的には指数関数形で)空間局在している。格子は離散的な並進対称性を持つ。離散ブリーザは特定の格子次元に閉込められていない。これら局在励起の概念を導入し,動的安定性や構造安定性などそれらの基本特性を概説する。次に3つの方向,すなわち,これら励起による波動の散乱,長い過渡応答と熱平衡における離散ブリーザの持続,そしてそれらの量子化,における離散ブリーザ理論の進展に焦点を当てる。この概説の2番目の部分は,離散ブリーザの一般論に基づくこれら実験状況の理論モデリングを含む離散ブリーザの最近の実験観測および研究の詳細な議論に当てる。特に,Josephson接合ネットワーク,結合非線形光導波路配列,光格子に入れたBose-Einstein凝縮体,反強磁性層状構造,PtCl系単結晶,そして駆動されたマイクロメカニカルカンチレバー配列におけるそれらの検出に焦点を当てる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ブリーザ ,  非線形系 ,  安定性 ,  量子化 ,  Josephson接合 ,  ネットワーク構造 ,  光導波路 ,  非線形光学 ,  Bose凝縮 ,  格子 ,  反強磁性体 ,  白金錯体 ,  クロロ錯体 ,  ナノ構造 ,  非線形振動 ,  *波動伝搬 ,  光格子

分類 (1件)： 宇宙線起源  (DB02020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 離散ブリーザ ,  理論 ,  応用 ,  進展