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J-GLOBAL ID：200902299708323133   整理番号：09A0171302

脊髄および前脳連合に対する反発誘導蛋白質,ドラキシン

Draxin, a Repulsive Guidance Protein for Spinal Cord and Forebrain Commissures

著者 (16件)： ISLAM Shahidul M. (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  SHINMYO Yohei (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  OKAFUJI Tatsuya (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  SU Yuhong (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  NASER Iftekhar Bin (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  AHMED Giasuddin (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  ZHANG Sanbing (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  CHEN Sandy (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  OHTA Kunimasa (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  KIYONARI Hiroshi (RIKEN, Kobe, JPN) ,  ABE Takaya (RIKEN, Kobe, JPN) ,  TANAKA Satomi (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  NISHINAKAMURA Ryuichi (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  TERASHIMA Toshio (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KITAMURA Toshio (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TANAKA Hideaki (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN)
資料名： Science  (Science)
巻： 323  号： 5912  ページ： 388-393  発行年： 2009年01月16日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軸索誘導蛋白質は,発生中における神経系の正しい配線に対し重要である。いくつかの軸索の手掛かりおよびそのファミリーメンバーの特性化が行われた。非常に複雑な神経系の形成において,同定されていない多くの軸索誘導の手掛かりが参加していると考えられている。既知の軸索手掛かりと相同性を持たない分泌蛋白質,ドラキシンを同定した。ドラキシンは,背側脊髄および皮質移植片からの神経突起伸長を阻害または忌避した。異所的に発現されたドラキシンは,ニワトリの脊髄交連軸索の成長を阻害するかまたは経路間違いを引き起こした。ドラキシンノックアウトマウスは,脊髄交連軸索の脱繊維束収縮および全ての前脳連合の欠如を示した。したがって,ドラキシンは,脊髄および前脳連合の発生に必要なこれまで未知であった化学反発性の軸索誘導分子である。

シソーラス用語： *脊髄 ,  *前脳 ,  *タンパク質 ,  *誘導 ,  *軸索 ,  発生 ,  神経系 ,  皮質 ,  移植片 ,  成長 ,  ニワトリ ,  ノックアウトマウス ,  ファイバ束
準シソーラス用語： *軸索誘導 ,  神経突起 ,  神経突起伸長 ,  線維束

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 脊髄 ,  前脳 ,  反発 ,  誘導蛋白質 ,  ドラキシン