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J-GLOBAL ID:200902299748325627   整理番号:08A0877714

pom-pomポリスチレン溶融体の延伸的流れにおける分岐点排除の確認

Verification of branch point withdrawal in elongational flow of pom-pom polystyrene melt
著者 (2件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1049-1068  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: D0428A  ISSN: 0148-6055  CODEN: JORHD2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チューブモデルの考えによれば,鎖の逆Rouse時間以下における変形速度での鎖伸張は2またはそれ以上の分岐点をもつポリマー・トポロジーに対してのみ可能である。この考えを具体化する基本トポロジーは2側鎖をもつH分子であり,骨格の各端においてq>2側鎖をもつpom-pom分子である。pom-pom仮説によれば,骨格の最大鎖伸張は分岐点排除により制限される。すなわち,骨格の相対張力がq値に達するや否や側鎖は骨格のチューブ中に引き込まれる。現在まで実証されなかったこの仮説はNielsenらによる,q=2.5のほぼ単分散的ポリスチレンpom-pom溶融体に関する最近の伸張実験[Macromolecules39,8844-8853(2006)]によりテスト可能である。示された解析はpom-pomモデルの独自の積分と,歪み依存チューブ直径をもつ分子ストレス関数(MSF)モデルに基づいている。実験から決定された物質歪み測度は伸張速度と無関係で,一定の最大伸張と一致することが分かった。これはしかし,qよりかなり大である。実験とモデリングとの間の定量的一致を達成するために,(1)骨格の動的希釈,これは骨格のチューブ直径を増大し,骨格の平衡張力を減少する,(2)有限伸張性効果,(3)低歪み速度における鎖伸張からチューブ圧搾への転移を引き起こす伸張緩和,(4)分岐点排除のダイナミクスなどが考慮される必要がある。MSF伸張発展方程式において,これらの特性を多重時間スケールで全て積分し,基礎的pom-pom仮説を確定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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高分子溶液の理論  ,  高分子溶液・融液のレオロジー 

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