抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソナレマツムシソウをマツムシソウの品種ではなく,変種として評価する根拠とした。1)ソナレマツムシソウの分布地とされている静岡県・神奈川県・千葉県において,海際から離れた山中にもソナレマツムシソウの形態的特徴を持つ集団が多数存在している。よって,本分類群はマツムシソウが海岸に生育することにより変化しているものではない。本分類群とマツムシソウの分布境界域では中間的な集団も存在するが,両者は形態的特徴により分類群として明確に区別できる。標本および野外調査に基づいた分布情報,形態形質の詳細な再検討および細胞分類学的研究,栽培実験の具体的な結果などを報告した。