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J-GLOBAL ID：200902299823021191   整理番号：08A0871275

エピタキシャルZrO₂:Y₂O₃/SrTiO₃ヘテロ構造の界面での巨大イオン伝導率

Colossal Ionic Conductivity at Interfaces of Epitaxial ZrO₂:Y₂O₃/SrTiO₃ Heterostructures

著者 (8件)： GARCIA-BARRIOCANAL J. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  RIVERA-CALZADA A. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  VARELA M. (Oak Ridge National Lab., TN, USA) ,  SEFRIOUI Z. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  IBORRA E. (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP) ,  LEON C. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  PENNYCOOK S.J. (Oak Ridge National Lab., TN, USA) ,  SANTAMARIA J. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP)
資料名： Science  (Science)
巻： 321  号： 5889  ページ： 676-680  発行年： 2008年08月01日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 62nmから1nmまでの厚さ範囲のイットリウム安定化ジルコニア(Y₂O₃)_x(ZrO₂)_1-x(YSZ)相が絶縁性SrTiO₃(STO)の2層で挟まれたヘテロ構造を作製した。極薄膜におけるYSZのイオン伝導率が8倍に増強され,室温付近で固体酸化物燃料電池においてこの材料を実際に応用できる値に達したことを示した。非常に異なる構造(YSZ/STOにおける蛍石とペロブスカイト)間の調和的界面が高いキャリアー濃度を与え,そして同時に活性化エネルギーの減少をもたらした。それにより移動度の大幅な増大が達成され,巨大な値のイオン伝導率が生じる。エピタキシャル歪みと適切な不均質界面の組み合わせが高いイオン伝導率をもつ人工ナノ構造設計における重要な一歩である。

シソーラス用語： *イオン伝導 ,  *酸化ジルコニウム ,  *酸化イットリウム ,  チタン酸ストロンチウム ,  ヘテロ接合 ,  膜厚 ,  *多層構造 ,  エピタクシー ,  サンドイッチ構造 ,  *超薄膜 ,  *界面

分類 (1件)： 固体中の拡散一般  (BL06021L)

タイトルに関連する用語 (6件)： エピタキシャル ,  ZrO2 ,  Y2O3 ,  ヘテロ構造 ,  界面 ,  イオン伝導率