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J-GLOBAL ID：200902299871983477   整理番号：08A1227616

金属射出成形(MIM)で作製した高窒素ステンレス鋼の機械的特性に及ぼす窒素ガス導入温度の影響

著者 (5件)： 青山陽亮 (兵庫県大) ,  土田紀之 (兵庫県大) ,  原田泰典 (兵庫県大) ,  深浦健三 (兵庫県大) ,  黒田義和 (ガウス)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 21  号： 2  ページ： ROMBUNNO.TO77  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MIMであらかじめ成形し,窒素雰囲気で焼結することによって,高窒素ステンレス鋼を作製することを試みた。窒素ガス導入温度によって,組織,窒素含有量,気孔率が変化することはすでに分かっているが,それが機械的特性に及ぼす影響について検討した。MIMで成形し,窒素ガス導入温度を変えて焼結した試料を組織観察,Vickers硬さ試験,引張試験で特性を調べた。窒素ガス導入温度によって気孔率,結晶粒径,窒素含有量が変化した。気孔率は窒素吸収によるオーステナイトへの変態のタイミングにより,窒素含有量は炉冷中に試料表面,開気孔を通じて多量の窒素を吸収することによって,また,結晶粒径は炉冷中に生成するラメラ組織が影響していた。Vickers硬さ試験,引張試験により,強度には気孔率が大きく影響しており,それが最も低かった1250°C窒素ガス導入材は強度,延性ともに最も優れていた。

シソーラス用語： *射出成形 ,  *ステンレス鋼 ,  *機械的性質 ,  窒素 ,  温度依存性 ,  窒素含有合金 ,  金属組織 ,  空隙率 ,  焼結 ,  焼結鋼 ,  押込硬さ ,  引張強さ ,  オーステナイト ,  結晶粒度 ,  ラメラ ,  延性 ,  相変態

分類 (2件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 金属射出成形 ,  MIM ,  作製 ,  窒素 ,  ステンレス鋼 ,  機械的特性 ,  窒素ガス