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J-GLOBAL ID：200902299946675307   整理番号：08A0727709

ムギ類をリビングマルチとして利用するダイズ栽培のためのムギ類・ダイズ同時播種機

著者 (10件)： 小林浩幸 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  宍戸力雄 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  櫻井貴雄 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  好野奈美子 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  内田智子 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  島崎由美 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  山下伸夫 (農業技術研究機構 東北農研セ 福島研究拠点) ,  酒井真次 (農業技術研究機構 東北農研セ) ,  坂上修 (農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶研) ,  小柳敦史 (農業・生物系特定産業技術研究機構 作物研)
資料名： 雑草研究  (Journal of Weed Science and Technology)
巻： 53  号： 2  ページ： 63-68  発行年： 2008年06月30日 
JST資料番号： G0809B  ISSN： 0372-798X  CODEN： ZASKAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 被覆作物を主作物と同時に生育させることで,被覆作物を生きたマルチ(リビングマルチ)として利用し,雑草を抑制する栽培技術がある。東北地方では,ダイズ栽培において,秋蒔き性の高いムギ類品種をリビングマルチとして利用し,ダイズと同時に蒔くことで雑草を防除するものである。リビングマルチとしてムギ類を利用するダイズ栽培は,まだ広範な普及には至っていない。その主な原因は,ムギ類とダイズを同時に播種する機械がなく,作業に手間がかかることであった。そこで,著者らは播種機の実用化を目指し,今回,幅5cmの開口ディスクを用いた試作機を新たに製作し,その性能を試験圃場で評価した。その結果,慣行栽培と同等のレベルの作業効率で,播種精度も安定した播種機の製作に成功した。

シソーラス用語： マルチ ,  オオムギ ,  コムギ ,  *ダイズ ,  雑草防除 ,  *播種機 ,  *マルチ栽培 ,  持続可能な農業 ,  農業機械 ,  リビングマルチ ,  農業

分類 (2件)： 圃場作業用機械  (FB03020Z) ,  豆類  (FC03035U)

引用文献 (9件)：

• HARTIWIG, N. L. Cover crops and living mulches. Weed Sci. 2002, 50, 688-699
• 井上一博. 大麦のマルチ効果を利用した大豆の省力栽培法 第1報 混播による大豆の生育及び収量. 東北農業研究. 2000, 53, 103-104
• 小林浩幸. ダイズ栽培におけるリビングマルチとカバークロップを中心とした省除草剤雑草管理技術の研究動向. 東北の雑草. 2004, 4, 1-7
• 三浦重典. オオムギをリビングマルチとして利用したダイズ栽培. 日作東北支部報. 2003, 46, 81-82
• 三浦重典. 東北地域における秋播き性オオムギを利用したダイズのリビングマルチ栽培. 日作紀. 2005, 74, 410-416

タイトルに関連する用語 (5件)： ムギ類 ,  リビングマルチ ,  ダイズ ,  栽培 ,  播種機