特許
J-GLOBAL ID:200903000002860320

管の曲がり状態測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-256270
公開番号(公開出願番号):特開平11-083463
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 管の曲がり状態を正確に測定する。【解決手段】 測定対象である被測定管1は、被測定管1より長く内接する同心円状の案内内筒体2が挿入され、案内内筒体2内には、測定基準となる基準線3が軸中心に架設され両端4aで固定手段4によって固定されている。案内内筒体2は、測定ユニット本体5を軸方向及び軸回りに移動可能に配し、被測定管1の内壁に接する検出ローラ6とレーザ測定器を一体的にする測定ユニット本体5のレーザ光路には、基準線3が直交し、基準線3の位置に応じて変化するレーザ受光量と測定ユニット本体5の位置が演算手段10へ出力され、その結果が出力手段12へ出力される。
請求項(抜粋):
測定対象の被測定管の曲がりの程度を測定するために被測定管の真直度の測定基準として被測定管内の軸心に基準線を所定張力により架設して両端で支持すると共に、前記被測定管を固定する固定手段と、前記被測定管と同心円状で、前記被測定管の内周壁に接するように挿入される案内内筒体と、前記被測定管の内壁に接して内壁の曲がりの程度に応じて内壁面に対して前後に動作可能とする検出ローラとレーザ投光器と対向するレーザ受光器との間に形成される光路に前記基準線の軸が直交し、かつ、前記検出ローラと連動可能に前記レーザ投光器とレーザ受光器とを配し、前記光路を遮断する前記基準線との相対位置関係に応じたレーザ受光量を出力するレーザ測定器を有し、前記案内内筒体内に配置される測定ユニット本体と、前記被測定管に対して前記案内内筒体と一緒に前記測定ユニット本体を内周方向へ回動可能とする一方、前記測定ユニット本体を軸方向へ移動可能とする回動移動機構と、前記測定ユニット本体の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出される前記測定ユニット本体の位置と前記測定ユニット本体の前記レーザ測定器により得られるレーザ受光量とから管の曲がり状態を演算出力する演算手段とを備えることを特徴とする管の曲がり状態測定装置。

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