特許
J-GLOBAL ID:200903000010563858

音声認識装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-001032
公開番号(公開出願番号):特開2001-195083
出願日: 2000年01月06日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
【要約】【課題】 特定話者の音声認識性能を向上させる。【解決手段】 語彙ラベルネットワーク蓄積手段fに記憶しておく登録のラベル系列のラベルに自己ループ回数を付加する。音声認識時にラベルの自己ループ回数を計数し、その計数結果と、記憶されている自己ループ回数とを比較する。その比較結果に基づいて、ラベルの遷移確率を可変設定して、音声認識時の遷移状態を音声登録時に近付けて、尤度を計算することにより、特定話者の登録語以外の音を高い精度で棄却することにより登録語の音声認識性能を向上させる。
請求項(抜粋):
予め、1つの登録語に関して特定の音声認識対象者の音声から音響パラメータ系列を抽出し、当該抽出された音声の音響パラメータ系列を自己ループを許容した音響イベントモデルのラベル系列に変換し、登録語についての音響イベントモデルのラベル系列と、音声認識時に抽出された音響パラメータ系列とをビタビアルゴリズムにより照合することにより音声認識を行う音声認識装置において、音声登録時の音響イベントモデルのラベル系列のラベルの第1の自己ループ回数を記憶しておく記憶手段と、登録語の音響イベントモデルのラベル系列に従って、音響イベントモデルを接続して構成される登録語のモデルにおいて、生起可能な全ての遷移の第2の自己ループ回数を計数する計数手段と、ビタビアルゴリズムによる照合において、音声登録時の音響イベントモデルのラベル系列の遷移に近づけるように、該計数手段により計数された第2の自己ループ回数および該第2の自己ループ回数と対応しており前記記憶手段に記憶された第1の自己ループ回数とに基づいて、登録語のモデルの遷移確率を補正する遷移確率補正手段とを具えたことを特徴とする音声認識装置。
IPC (2件):
G10L 15/14 ,  G10L 15/06
FI (2件):
G10L 3/00 535 B ,  G10L 3/00 521 R
Fターム (8件):
5D015AA03 ,  5D015BB01 ,  5D015GG04 ,  5D015HH14 ,  5D015HH15 ,  9A001EE05 ,  9A001HH17 ,  9A001JJ29
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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