特許

J-GLOBAL ID：200903000022095760

電子式方位計

発明者： 小野 治夫
出願人/特許権者： カシオ計算機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-357866
公開番号（公開出願番号）：特開平5-180656
出願日： 1991年12月26日
公開日（公表日）： 1993年07月23日
要約：

【要約】【目的】 磁気検出手段が帯磁した場合においても、帯磁磁界より生じる検出誤差を補正して、方位を正確に検出することを目的とする。【構成】 磁気抵抗素子MR1と磁気抵抗素子MR2とは、直角方向に配設され、各磁気抵抗素子MR1、MR2には、スイッチSW1及びスイッチSW2を介して交互に定電流が供給されるとともに、制御部33からバイアス用コイルCL1、CL2に供給される電流によりバイアス磁界が付与される。磁気抵抗素子MR1及び磁気抵抗素子MR2は、地磁気に応じた出力をオペアンプ9に出力し、この出力に基づいて演算部31で方位を算出する。演算部31は、メモリを備え、各磁気抵抗素子MR1、MR2を北に向けたときの出力をバイアス誤差値として記憶する。このバイアス誤差値に基づいて、磁気抵抗素子MR1及び磁気抵抗素子MR2の出力を補正することにより、帯磁磁界による誤差を補正する。

請求項（抜粋）：

磁界の大きさに応じた検出信号を出力する磁気検出手段と、前記磁気検出手段にバイアス磁界を付与するバイアス付与手段と、前記磁気検出手段の出力に基づいて方位を算出する演算手段と、前記磁気検出手段を所定の方位に向けた際の磁気検出手段の出力に基づいて前記バイアス付与手段の付与するバイアス磁界を制御する補正制御手段と、を備えたことを特徴とする電子式方位計。

IPC (3件)：

G01C 17/38 ,  G01C 17/28 ,  G01V 3/40

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 特開昭58-071407
  
• 特開昭58-071407
  
• 特開昭62-138718
  
• 特開平1-214710
  
• 特開昭62-138718