特許
J-GLOBAL ID:200903000026662040

積層誘電体フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137919
公開番号(公開出願番号):特開平10-313201
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 共振器間結合を制御でき、基本波の2倍の周波数付近に生じる不要レスポンスをずらしてフィルタの高調波特性を改善する。【解決手段】 多数の誘電体シートを積層・接合して焼結一体化した誘電体チップ10と、その内部に配置した複数の帯状の共振器内導体12a,12b,12cと、共振器外導体となる外面アース導体14と、両側の共振器内導体との間で入出力結合する入出力電極16a,16bを有する。共振器内導体は、一端が開放状態で、他端が短絡状態である。共振器内導体の間の位置に、結合度を制御するためのほぼ線状の結合制御導体18を配設する。各結合制御導体は、その中央部のみに広幅部aを有する形状であり、誘電体チップの一方の側面から他方の側面に至るように形成し、外表面に至る両端部をそれぞれ外面アース導体に接続する。結合制御導体は、端部のみ広幅部を有する形状でもよい。
請求項(抜粋):
多数の誘電体シートを積層・接合して焼結一体化した誘電体チップと、該誘電体チップの内部で間隔をおいて配置され一端開放で他端短絡となる複数の共振器内導体と、該誘電体チップの外表面に設けた共振器外導体となる外面アース導体と、共振器内導体の間の位置に配置され両端が誘電体チップの外表面で前記外面アース導体に接続することで隣接する共振器間の結合度を制御する線状の結合制御導体と、両端に位置する共振器内導体と結合するように設けた入出力電極とを有する積層誘電体フィルタにおいて、前記結合制御導体の幅寸法を部分的に広く設定したことを特徴とする積層誘電体フィルタ。
IPC (3件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 ,  H01P 1/212
FI (4件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 A ,  H01P 1/205 H ,  H01P 1/212
引用特許:
審査官引用 (5件)
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