特許
J-GLOBAL ID:200903000030659410

動的割当領域の実メモリ解放方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-071961
公開番号(公開出願番号):特開平5-274221
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】未確保状態の動的割当領域に割付けられている実メモリを自動的に解放することにより、仮想空間制御における実メモリの有効利用を図る。【構成】動的割当領域1の分割された個々のブロックのアドレス、使用/未使用の状態、実メモリ割付けの有無等が記録されるテーブル22-1〜22-6と、動的割当領域1全体のサイズ、未使用ブロックに対応する動的割当領域ブロック管理テーブルのキュー(未使用領域ブロック管理テーブルキュー)を管理するためのポインタ、未使用領域サイズ、実メモリ割付け領域サイズ等が記録されるテーブル21と、周期的に起動される実メモリ解放機構3とを設け、同機構3により、テーブル21の情報をもとに未使用実メモリ割付け領域割合を算出し、その割合が境界値を超えていれば、未使用領域ブロック管理テーブルキューをたどって、実メモリ割付け有り未使用領域を検出し、実メモリを引きはがす構成とする。
請求項(抜粋):
仮想記憶制御方式を適用する計算機システムにおいて、プロセスからの動的な記憶領域確保・解放要求に対する記憶領域の割当てを制御する動的割当領域制御手段と、この動的割当領域制御手段によって割当てが制御される記憶領域である動的割当領域の、プロセスからの確保状況および実メモリ割付状況を記録するための記録手段と、前記動的割当領域の確保・解放とは非同期に動作して、前記記録手段に記録されている前記動的割当領域のプロセスからの確保状況および実メモリ割付状況をもとに実メモリ解放が必要か否かを判断し、実メモリ解放が必要な場合には、対象となる動的割当領域を決定してその動的割当領域に割付けられた実メモリを解放する実メモリ解放手段と、を具備し、プロセスから確保されていない動的割当領域に割付けられている実メモリを解放するようにしたことを特徴とする動的割当領域の実メモリ解放方式。
IPC (2件):
G06F 12/08 ,  G06F 12/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-034009

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