特許
J-GLOBAL ID:200903000035225736

データ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249580
公開番号(公開出願番号):特開平8-116325
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 各データ通信装置からホスト装置に送信されるデータの通信経路として常に通信所要時間が最短の最適な経路を自動的に選択してデータを送信できるようにする。【構成】 各データ通信装置は、ホスト装置との間の直接の通信所要時間を計測し記憶する。また、他のデータ通信装置から配信される通信所要時間情報に基づき該他のデータ通信装置を経由した場合のホスト装置との間の間接通信所要時間を算出して記憶する。さらに、他のデータ通信装置に対し、直接通信所要時間と該他のデータ通信装置を除く他のデータ通信装置を経由する間接通信所要時間とのうちの短い方を通信所要時間情報として配信する。そして、ホスト装置への送信データが発生すると直接通信所要時間と間接通信所要時間とを比較して最短所要時間の通信経路を決定し、その決定された通信経路にデータを送信する。
請求項(抜粋):
複数のデータ通信装置相互間及び各データ通信装置とホスト装置とをそれぞれ通信回線で接続してネットワークを形成してなるデータ通信システムにおいて、前記各データ通信装置は、前記ホスト装置との間の直接の通信所要時間を計測する直接通信所要時間計測手段と、この計測手段により計測される直接通信所要時間の最新値を記憶する直接通信所要時間記憶手段と、他のデータ通信装置から配信される通信所要時間情報に基づいて該他のデータ通信装置を経由した場合の前記ホスト装置との間の通信所要時間を算出する間接通信所要時間算出手段と、この算出手段により算出される間接通信所要時間の最新値を記憶する間接通信所要時間記憶手段と、他のデータ通信装置に前記直接通信所要時間記憶手段により記憶される直接通信所要時間と前記間接通信所要時間記憶手段により記憶される該他のデータ通信装置を除く他のデータ通信装置を経由する間接通信所要時間とのうちの短い方を前記通信所要時間情報として配信する通信所要時間情報配信手段と、前記ホスト装置への送信データが発生する毎に前記両記憶手段により記憶されている直接通信所要時間と間接通信所要時間とを比較して最短所要時間の通信経路を決定する通信経路決定手段と、この決定手段により決定された通信経路で前記送信データを送信するデータ送信処理手段とを具備したことを特徴とするデータ通信システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/00
FI (2件):
H04L 11/00 310 D ,  H04L 11/00

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