特許

J-GLOBAL ID：200903000035977177

積層インダクタ

発明者： 片岡 光宗 ,  間宮 洋一
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-152210
公開番号（公開出願番号）：特開平11-329843
出願日： 1998年05月14日
公開日（公表日）： 1999年11月30日
要約：

【要約】【課題】 磁性体層とコイル導体とを直接密着させず、材料の持つ本来の磁気特性を十分に発揮でき、インダクタンス及びインピーダンス特性の劣化を解消した積層インダクタを提供する。【解決手段】 積層インダクタを構成する磁性体層3とコイル導体4の層の間に、多孔質のセラミックス層6を形成する構造にすることにより、磁性体層3とコイル導体4間に多孔質のセラミックス層6が介在し、磁性体層3とコイル導体4とが直接に接触しないので、両者の物性の差からくる応力の影響を最小にすることができる。

請求項（抜粋）：

コイル部分を形成する導体層と、磁性体からなる磁性体層を積層して形成される積層インダクタにおいて、前記コイル部分を形成するコイル導体と、該コイル導体の周囲の磁性体の間に、多孔質のセラミックス層が介在して構成されていることを特徴とする積層インダクタ。