特許
J-GLOBAL ID:200903000037857373

オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137250
公開番号(公開出願番号):特開平10-330412
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】高い重合活性を有し、分子量分布が広く成形性に優れたオレフィン(共)重合体が得られるようなオレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法を提供すること。【解決手段】オレフィン重合用触媒は、(A)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期表第4族の遷移金属化合物と、(B)(R2 N)k MXj-k (Mは周期表第3〜6族の遷移金属、jはMの価数、kは1〜jの整数、Rは炭化水素基等、Xはハロゲン等)で表される遷移金属アミド化合物と、(C)有機金属化合物、有機アルミニウムオキシ化合物および前記(A)または(B)と反応してイオン対を形成する化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とからなる。
請求項(抜粋):
(A)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期表第4族の遷移金属化合物と、(B)下記一般式(I)または(I-1)で表される遷移金属アミド化合物と、[(R3Si)2N]k MXj-k ...(I)(式中、Mは、周期表第3〜6族の遷移金属原子を示し、jは遷移金属原子Mの価数であり、kは1〜jの整数であり、Rは、互いに同一でも異なっていてもよく、炭化水素基またはハロゲン化炭化水素基を示し、2個のRが互いに連結して環を形成していてもよく、Xは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基、酸素含有基、イオウ含有基またはケイ素含有基を示し、j-kが2以上の場合には、互いに同一でも異なっていてもよい。)【化1】(式中、Mは、周期表第3〜6族の遷移金属原子を示し、R’およびR''は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、有機シリル基または、窒素、酸素、リン、硫黄およびケイ素から選ばれる少なくとも1種の元素を有する置換基を示し、mは、0〜2の整数であり、nは、1〜5の整数であり、Aは、周期表第13〜16族の原子を示し、nが2以上の場合には、複数のAは、互いに同一でも異なっていてもよく、Eは、炭素、水素、酸素、ハロゲン、窒素、硫黄、リン、ホウ素およびケイ素から選ばれる少なくとも1種の元素を有する置換基であり、Eで示される基が複数存在する場合は、Eで示される複数の基は、互いに同一でも異なっていてもよく、またEで示される2個以上の基が互いに連結して環を形成していてもよい。)(C)(C-1) 有機金属化合物、(C-2) 有機アルミニウムオキシ化合物、および(C-3) 遷移金属化合物(A)または遷移金属アミド化合物(B)と反応してイオン対を形成する化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とからなることを特徴とするオレフィン重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00

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