特許
J-GLOBAL ID:200903000040852749

雌端子金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 俊之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-059752
公開番号(公開出願番号):特開平8-236183
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 電流容量を十分確保しつつ、成形工程増を来すことなく雄端子金具の突き当たり防止効果を高め、且つ、雄端子金具との嵌合抵抗を小さくする。【構成】 板厚の異なる板状の異形材を用いて成形した。端子嵌合部24の大部分と電線接続部21の板厚が厚いため、電流容量を大きく確保できる。弾性接触部32と挿入口25の口縁部25Aの板厚は薄いため、弾性接触部32の弾力が弱くなり雄端子金具との嵌合抵抗が小さく、挿入口25の開口面積が広くなりその口縁25Aに対する端子金具の突き当たりが生じ難い。異形材を用いたから、挿入口25の口縁部25Aの板厚を薄くするための叩き加工は不要であり、加工工程増に起因する成形効率の低下を回避できた。
請求項(抜粋):
所定形状の板材を曲げ加工して成形され、電線が接続される電線接続部と、この電線接続部とは反対側に雄端子金具を挿入させるための挿入口を開口させた箱形の端子嵌合部と、前記挿入口の口縁から前記端子嵌合部内に折り返されるように延びて前記雄端子金具が接触可能な弾性接触部とを備えたものにおいて、前記板材は、前記挿入口の口縁に沿って配した境界を境として前記弾性接触部側の領域の板厚が前記電線接続部側の領域の板厚よりも薄い異形材からなることを特徴とする雌端子金具。

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