特許
J-GLOBAL ID:200903000048092425

省電力機能を有するネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120492
公開番号(公開出願番号):特開平10-312370
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】ネットワーク経由でCPUの周波数制御や、情報処理装置の個々の周辺装置のON/OFFといった多段階の省電力状態制御を行なう場合には、その都度スリープ状態から通常動作状態への移行を行う必要があった。このため、スリープ状態の特徴である省電力の効果が減少するという課題があった。【解決手段】第2の情報処理装置12からネットワーク90を経由して、省電力状態にある情報処理装置11に状態遷移を要求するパケット901を送出する。情報処理装置は、CPU20のクロックが停止しているスリープ状態にある。ネットワークI/F30は、FIFO32に蓄積されたパケット901から省電力コマンド303を取得し、消費電力制御回路40は前記コマンド303に従って、スリープ状態のままCPUクロック周波数の変更、周辺装置61の制御を行なう。
請求項(抜粋):
第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置とがあって、これら第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とが接続されていて、相互にメッセージ交換が行えるネットワークシステムにおいて、前記第1の情報処理装置は、CPUと、周辺処理装置と、周辺処理装置I/Fと、ネットワークI/Fと、消費電力制御を行う手段を有し、前記第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置の消費電力状態の制御情報を有する省電力状態制御パケットを送信する手段を有し、前記ネットワークI/Fは、ネットワーク物理アドレスを保持するネットワーク物理アドレス保持手段と、ネットワーク上のパケットを一時的に蓄積するFIFOメモリ手段と、前記FIFOメモリ手段の内容からパケットの送信宛先を示すアドレスを取得し、前記ネットワーク物理アドレス保持手段との比較を行うネットワークアドレス検出手段と、前記FIFOメモリ手段の内容からパケットが消費電力状態制御情報を含むことを検出する省電力状態制御パケット検出手段と、前記FIFOメモリ手段から省電力制御情報を取得して出力する省電力コマンド送出手段を有し、この第2の情報処理装置から第1の情報処理装置に対して、省電力状態制御を行うパケットを送信すると、第1の情報処理装置は前記パケットを受信することにより、第1の情報処理装置のネットワークI/Fから、前記ネットワークアドレス検出手段および省電力状態制御パケット検出手段から検出信号および省電力コマンドが出力され、消費電力制御を行う手段は省電力コマンドに応じて周辺処理装置の消費電力状態およびCPUの消費電力状態を変更する事を特徴とするネットワークシステム。
IPC (4件):
G06F 15/177 ,  G06F 1/32 ,  G06F 1/04 301 ,  G06F 13/00 355
FI (4件):
G06F 15/16 420 S ,  G06F 1/04 301 C ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 1/00 332 Z

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