特許
J-GLOBAL ID:200903000052386247

アンサンブル演奏システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243771
公開番号(公開出願番号):特開平6-095661
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 自動演奏ピアノと電子楽器とを使用して、固体差や経年変化によらず、常に高品位のアンサンブル演奏を実行する。【構成】 自動演奏ピアノの最低音程の鍵盤のハンマー近傍に、打弦タイミングにおいてスイッチングするフォトインタラプタを設置してある。まず最低音程の鍵盤を最小強さで駆動する遅れ時間計測データDLTを出力し(S310)、タイムカウンタTをインクリメントしつつ(S320)、フォトインタラプタから検出信号が入力されるのを待つ(S330)。フォトインタラプタから検出信号が入力されたら、そのときのタイムカウンタTの値を電子音源用遅延データTDEとして設定する(S340)。アンサンブル演奏では、この時間TDEだけ遅れて電子音源用のオンイベントデータを出力し、自動演奏ピアノの打弦タイミングと電子音源の楽音発生タイミングとを合わせる。
請求項(抜粋):
楽音発生機構を機械的に動作させることにより楽音を発生させる機械的音源と、電子的に楽音を発生させる電子音源と、前記機械的音源及び電子音源に演奏データを与え、同期的に演奏を実行させるアンサブル制御手段と、前記機械的音源及び電子音源に同時に演奏データを与えたときに両者において現実に楽音が発生するまでの時間の間隔に応じて、前記アンサンブル制御手段が前記機械的音源及び電子音源へ演奏データを付与するタイミングを補正するデータ付与タイミング補正手段とを備えるアンサンブル演奏システムにおいて、前記機械的音源にて楽音発生機構が機械的に動作して現実に楽音を発生させるタイミングを検出する発音タイミング検出手段と、前記機械的音源に対して所定の演奏データを付与すると共に、当該付与のタイミングと、前記発音タイミング検出手段により検出された発音のタイミングとの関係から、前記データ付与タイミング補正手段が前記アンサンブル制御手段における演奏データ付与のタイミングを補正するための情報を予め決定しておくタイミング補正情報決定手段とを備えることを特徴とするアンサンブル演奏システム。
IPC (2件):
G10F 1/02 ,  G04G 7/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-229196
  • 特開平3-098093
  • 特開平3-171096
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