特許
J-GLOBAL ID:200903000059641331

廃プラスチック処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053709
公開番号(公開出願番号):特開平11-244817
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 脱塩化水素処理装置と塩酸回収装置との間に設けられた配管機構射内が腐食したり、無水フタル酸及び油分が配管機構内に折出したり付着したりすることのない廃プラスチック処理装置を提供する。【解決手段】 可塑剤を含むポリ塩化ビニル樹脂を有する廃プラスチックが脱塩化処理装置11内において加熱処理され、ポリ塩化ビニル樹脂から塩化水素と無水フタル酸が発生する。塩化水素と無水フタル酸は配管機構20を経て塩酸回収装置28へ送られ、塩化水素は水と接触して塩酸となる。配管機構20は垂直管21,22と、勾配管23とからなり、全体として200°C〜300°Cに加熱されている。このため配管機構20内で塩酸が液化することはなく、また無水フタル酸の折出が防止される。
請求項(抜粋):
可塑剤を含むポリ塩化ビニル樹脂を有する廃プラスチックを加熱処理してポリ塩化ビニル樹脂から塩化水素を含むガスを発生させる脱塩化水素処理装置と、脱塩化水素処理装置の下流側に設けられ、塩化水素に水を接触させて塩酸を生成する塩酸回収装置と、脱塩化水素処理装置と塩酸回収装置との間に設けられた配管機構とを備え、配管機構は、複数の垂直管と、これら垂直管を連結する勾配管とからなり、垂直管および勾配管は200°C〜300°Cに維持されていることを特徴とする廃プラスチック処理装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C01B 7/01 ,  C10G 1/10
FI (4件):
B09B 3/00 302 A ,  C01B 7/01 G ,  C10G 1/10 ,  B09B 3/00 ZAB

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