特許
J-GLOBAL ID:200903000060566181

熱成形に適した自動車内装材用積層シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140841
公開番号(公開出願番号):特開平6-344483
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【構成】特定割合のポリフェニレンエーテル成分とスチレン系成分をを基材樹脂として押出発泡させて得た発泡シートの両面に、特定割合のポリフェニレンエーテル成分とスチレン系成分から成る樹脂フィルムを積層した熱成形に適した自動車内装材用積層シート。【効果】本発明の熱成形に適した自動車内装材用積層シートは、5〜25%の低い連続気泡率、0.8〜3.0重量%の残留発泡剤量等を有する発泡シートを使用することで厚みの異なった部分や、更に内部に穴あき部分が形成された自動車内装材を好適に熱成形でき、更に発泡シートにフィルムを積層する際に、及び積層後に発生し易いフィルム層と発泡層の間のボイド現象を防止することができる。
請求項(抜粋):
ポリフェニレンエーテル樹脂10〜60重量%とポリスチレン系樹脂90〜40重量%との混合体、又はポリフェニレンエーテル樹脂にスチレン系モノマーをグラフト共重合したポリフェニレンエーテル系共重合体とポリスチレン系樹脂との混合体で、該混合体中に占めるフェニレンエーテル樹脂成分が10〜60重量%、ポリスチレン系樹脂成分が90〜40重量%である混合体、を基材樹脂とし、該基材樹脂に発泡剤を加えて押出発泡させて得た、厚み2〜6mm、発泡倍率5〜20倍、連続気泡率5〜25%、残留発泡剤量0.8〜3.0重量%である発泡シートの両面に、ポリフェニレンエーテル樹脂10〜70重量%とポリスチレン系樹脂90〜30重量%との混合体、又はポリフェニレンエーテル樹脂にスチレン系モノマーをグラフト共重合したポリフェニレンエーテル系共重合体とポリスチレン系樹脂との混合体で、該混合体中に占めるフェニレンエーテル樹脂成分が10〜70重量%、ポリスチレン系樹脂が90〜30重量%である混合体から成る樹脂フィルムを積層したことを特徴とする熱成形に適した自動車内装材用積層シート。
IPC (3件):
B32B 5/18 ,  B32B 27/30 ,  B60R 13/02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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