特許
J-GLOBAL ID:200903000063207603

ボーリング加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234665
公開番号(公開出願番号):特開平6-079508
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 一工程で内周面の仕上げ切削加工と内径の検査とを行い、加工に要するコストおよび時間と設備コストとを削減することを目的とする。【構成】 シリンダブロック1のジャーナル部1aに整列するよう移動台11上に枢支されて回転駆動される、先端部に切削刃17を有するとともに周囲に複数のガイドパッド18を有するボーリングバー16と、切削刃17およびガイドパッド18付近でボーリングバー16の周囲に開口するクーラント供給口19と、ボーリングバー16の先端部の周囲に突設された計測用エア吐出口20と、ボーリングバー16の中心部を貫通してクーラント供給口19および計測用エア吐出口20に連通するバルブホルダ孔16a と、そのバルブホルダ孔16a 内に挿入され、スプリング23およびエアシリンダ25で回動および進退駆動されてクーラント供給位置と計測用エア供給位置との間で移動される回路切換えバルブ21と、を具えてなるものである。
請求項(抜粋):
位置決め固定されたワーク(1)に対し進退移動する移動台(11)と、前記ワークの仕上げ切削加工される互いに整列する複数の孔(1a)に整列するように前記移動台上に枢支されて、駆動手段により回転駆動されるボーリングバー(16)と、前記ボーリングバーの先端部に半径方向外方へ向けて突設された切削刃(17)と、前記ボーリングバーの中間部に半径方向外方へ向けて突設されて前記ワークの前記切削刃で仕上げ切削加工された孔に密に嵌合する複数のガイドパッド(18)と、前記切削刃および前記ガイドパッド付近でそれぞれ前記ボーリングバーの周囲に開口するクーラント供給口(19)と、前記ボーリングバーの先端部に半径方向外方へ向けて突設された計測用エア吐出口(20)と、前記ボーリングバーの後端部から先端部付近までそのボーリングバー内の中心部を貫通して前記クーラント供給口および前記計測用エア吐出口に連通するバルブホルダ孔(16a)と、前記バルブホルダ孔内に挿入されて、前記計測用エア吐出口への通路(16c)を閉止すると同時に前記クーラント供給口を前記ボーリングバーの後端部に連通させるクーラント供給位置と、前記クーラント供給口への通路(16b)を閉止すると同時に前記計測用エア吐出口を前記ボーリングバーの後端部に連通させる計測用エア供給位置との間で移動される回路切換えバルブ(21)と、前記ボーリングバーの後端部の近傍に設けられて、前記回路切換えバルブを前記クーラント供給位置と前記計測用エア供給位置との間で移動させるバルブ作動手段(23,25)と、を具えてなる、ボーリング加工装置。

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