特許
J-GLOBAL ID:200903000064722218
mRNAをクローニングする方法および差次的に発現された転写物のディスプレイ(DODET)
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-548713
公開番号(公開出願番号):特表2001-515362
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】本発明は、サンプル中に含まれるmRNAのコード化領域から増幅されたcDNA断片の標準化された細別化ライブラリーの調製方法に関する。本発明の課題は、細胞内、特に真核細胞内の発現パターンを研究する新規方法および新規手段を提供することである。このような研究の結果を、薬物の開発、遺伝子の発見、疾患の診断などに用いることができる。
請求項(抜粋):
サンプル中に含まれるmRNAのコード化領域から増幅されたcDNA断片群の標準化された細別化ライブラリーを調製する方法であって、以下の工程を含む方法: (a)一般式: 5’-Con1-dTn2-Vn3-Nn4-3’[式中、Con1は1-100ヌクレオチドの範囲の任意の配列であり、dTはデオキシチミジニルであり、VはA、GまたはCであり、NはA、G、Cまたはで示される少なくとも1つのcDNAプライマーを用いて、サンプル由来のmRNAを逆転写してcDNA断片の第一の鎖を得、 (b)DNA pol I酵素またはDNA pol I酵素のクレノー断片、4つすべてのデオキシリボヌクレオシド三リン酸を含み、標準的な緩衝液および温度条件の適当な酵素/緩衝溶液中、第一鎖DNA断片を鋳型として用い、一般式: 5’-Con2-Nx-3’[式中、Con2は1-100ヌクレオチドの範囲の任意の配列であり、con1と異なるか、あるいは同じであり得、NxはA、G、TまたはCであり、xはで示される第二のcDNAプライマーを用いて、第一鎖cDNA断片と相補的な第二鎖cDNAを合成して二重鎖cDNA断片を得、ならびに、 (c)工程(b)で得られたcDNA断片を、一般式: 5’-Con3-Nn1-3’ I[式中、Con3はCon1またはCon2あるいは両方と同一の配列であり、Nで示される1セットの増幅プライマーであって、少なくとも1つのセットのプライマーがn>0である一般式Iで示され、該少なくとも1つのセットが、Con1またはCon2とその5’末端が相補的な任意のヌクレオチド配列の増幅を開始することができる1セットの増幅プライマーを用いる分子増幅手法にかけ、増幅されたcDNA断片を得る。
IPC (4件):
C12N 15/09 ZNA
, C12M 1/00
, C12N 15/09
, C12Q 1/68
FI (4件):
C12M 1/00 A
, C12Q 1/68 A
, C12N 15/00 ZNA A
, C12N 15/00 F
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