特許
J-GLOBAL ID:200903000072859834
アダプティブアレー受信方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048926
公開番号(公開出願番号):特開平9-246843
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、アダプティブアレー受信方式に関し、SN比が最大となる方向に高速に重みを更新できることを目的とする。【解決手段】 既知のシンボルまたは伝送情報が配置されたフィールドを含むフレームで変調された受信波をとらえるブランチと、これらの受信波を時系列nの順に復調して信号空間でそのフィールドのシンボルに対応したベクトルRkn(1≦k≦N)を得る復調手段と、全てのkについて、初期値が与えられて先行して求められた重みWkn とベクトルRkn との積の和をとって重み付け和を得る合成処理手段と、信号空間で伝送情報または既知のシンボルを示す基準ベクトルdn と合成処理手段13が得た重み付け和との差分δn を求め、共役ベクトルR*kn 、係数μ、νに対して、Wk(n+1)=Wkn+μR*knδn+ν(dn/NRkn-Wkn)の漸化式により重みWk(n+1) を求めて重みWkn を更新する重み算出手段とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
既知のシンボルまたは伝送情報が配置されたフィールドを含んでなるフレームで位相変調あるいは振幅位相変調され、かつ並行して到来する受信波をとらえる複数Nのブランチ111〜11Nと、前記複数のブランチ111〜11Nによってとらえられた受信波を時系列nの順に並行して復調し、前記フレームの単位に前記フィールドを分離すると共に、信号空間の上でそのフィールドに含まれるシンボルに対応したベクトルRkn(1≦k≦N)を得る複数Nの復調手段121〜12Nと、k(1≦k≦N)の全ての値について、初期値として与えられあるいは先行して求められた重みWknと、前記複数の復調手段121〜12Nによって得られたベクトルRknとの積の和をとって重み付け和を得る合成処理手段13と、前記信号空間で前記伝送情報あるいは前記既知のシンボルを示す基準ベクトルdn と前記合成処理手段13によって得られた重み付け和との差分δn を求め、その差分、ベクトルRknの共役ベクトルR*kn および収束の形態を示す係数μ、νに対して、Wk(n+1)=Wkn+μR*knδn+ν(dn/NRkn-Wkn)の漸化式で示される重みWk(n+1)を求めて前記重みWknを更新する重み算出手段14とを備えたことを特徴とするアダプティブアレー受信方式。
IPC (2件):
FI (2件):
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