特許
J-GLOBAL ID:200903000075650120
硬化性無機質組成物の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-339128
公開番号(公開出願番号):特開2002-145649
出願日: 2000年11月07日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 硬化までの作業性、硬化物の強度、耐水性に優れたリン酸系の硬化性無機質組成物を得る方法を提供する。【解決手段】 P2O5を10〜80質量%含むリン酸水溶液と、2価の金属よりなる塩基性の金属化合物より選択される少なくとも1種とを、特定の量比で予め反応させる工程と、引き続いて70〜100°C加熱下で特定の量比の水酸化アルミニウムを加える工程からなり、各工程のリン酸イオンの総価数と金属イオンの総価数との比を特定の範囲に規定して硬化性無機質組成物を得る。
請求項(抜粋):
P2O5を10〜80質量%含むリン酸水溶液と、2価の金属よりなる塩基性の金属化合物より選択される少なくとも1種とを、それぞれに含まれるリン酸イオン(PO43-)の総価数と、金属イオンの総価数の比(A1)が、0.1≦A1≦0.6となるように混合し反応させる工程と、該反応後に70〜100°Cの加熱下で水酸化アルミニウムを加え、添加後のリン酸イオン(PO43-)の総価数と、金属イオンの総価数の比(A2)が、0.7≦A2≦1.2となるように混合する工程とから成ることを特徴とする硬化性無機質組成物の製造方法。(但し、総価数の比(A1)および(A2)はA1=(M1×n1+M2×n2+M3×n3...)/(P×3)A2=(M0×n0+M1×n1+M2×n2+M3×n3...)/(P×3)で示され、Pはリン酸水溶液に含まれるリン酸イオンのモル数、M0は加えた水酸化アルミニウムに含まれる金属イオンのモル数、M1,M2、...は2価の金属化合物に含まれる金属イオンのモル数を表し、n0、n1、n2、...は上記金属イオンに対応する各金属イオンの価数を示す。)
IPC (3件):
C04B 12/02
, C09D 1/00
, C09J 1/00
FI (3件):
C04B 12/02
, C09D 1/00
, C09J 1/00
Fターム (16件):
4J038AA011
, 4J038HA181
, 4J038HA191
, 4J038HA201
, 4J038HA211
, 4J038HA381
, 4J038HA391
, 4J038LA02
, 4J038NA04
, 4J038NA11
, 4J038NA23
, 4J040AA011
, 4J040HA131
, 4J040HA151
, 4J040HA271
, 4J040QA01
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