特許
J-GLOBAL ID:200903000079429142

電磁界強度算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-104933
公開番号(公開出願番号):特開平8-304492
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】モーメント法を用いて電気回路装置が放射する電磁界強度を算出する電磁界強度算出装置に関し,計算量を削減して高速に電磁界強度を算出できるようにすることを目的とする。【構成】パッチ番号付与部12により,解析対象中の各板に属するパッチに対して,パッチ番号を正順に連続して付与する。相互インピーダンス計算部15は,パッチ番号をもとに相対位置がユニークなパッチの組み合わせを抽出し,抽出された相対位置がユニークなパッチの組み合わせに対してのみパッチ間の相互インピーダンスを計算する。計算結果転写処理部16により,相互インピーダンスの計算結果を,同じ相対位置関係にあるパッチ間の相互インピーダンス格納領域に転写し,モーメント法の連立方程式を作成する。
請求項(抜粋):
電気回路装置が放射する電磁界強度を算出する電磁界強度算出装置において,解析対象となる電気回路装置の構造情報を入力するデータ入力手段と,解析対象を微小要素であるパッチに分割するときに,少なくとも解析対象中の1枚の板に属するパッチに対して,パッチ番号を正順に連続して付与する,または既に付与されているパッチ番号を解析時に正順に連続して付与し直すパッチ番号付与手段と,前記パッチ番号をもとに抽出された各パッチ間の組み合わせのうち相対位置がユニークなパッチの組み合わせに対してパッチ間の相互インピーダンスを計算する相互インピーダンス計算手段と,求められた相互インピーダンスの計算結果を,同じ相対位置関係にあるパッチ間の相互インピーダンス格納領域に転写し,モーメント法の連立方程式を構成する計算結果転写処理手段と,モーメント法の連立方程式を解き,各要素に流れる電流を計算する電流計算手段と,算出された電流値を基に電磁界強度を計算する電界磁界計算手段とを備えたことを特徴とする電磁界強度算出装置。
IPC (2件):
G01R 29/08 ,  G06F 17/00
FI (2件):
G01R 29/08 Z ,  G06F 15/20 D

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