特許
J-GLOBAL ID:200903000080525406

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318574
公開番号(公開出願番号):特開平8-176207
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】槽容器中で塩化ビニル系単量体の重合反応を行うに当たり、配管のスケールによる閉塞を防止し、併せて高品質の塩化ビニル系重合体を製造し、かつ安全・安定運転が可能となる方法の提供。【構成】内筒の外面に直角に仕切板を間隔をおいて並設し、仕切板の先端間の外ストリップを跨設することによって、内筒と外ストリップとの間に仕切板により仕切られた熱媒の流路を有する温調エレメントを形成し、この温調エレメントを容器本体内に外ストリップ側を容器本体の内面に対向させて間隔を置いて固定すると共に、温調エレメントと容器本体の内面との間隙の上下部を隔壁により封止して間隙室を形成した構造を有し、かつ間隙室と容器本体内とを連通管または均圧器を介した配管で連結し、その容器本体側の開口部を槽容器の頂部鏡板に接続された配管に設けた槽容器を用いて、水性媒体中で行う塩化ビニル系重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
塩化ビニルまたは塩化ビニルを主体とする共重合可能な単量体の混合物の水性媒体中における重合を、内筒の外面に直角に仕切板を間隔をおいて並設し、該仕切板の先端間に外ストリップを跨設することによって、前記内筒と外ストリップとの間に仕切板により仕切られた熱媒の流路を有する流路壁(以下「温調エレメント」という)を形成し、この温調エレメントを容器本体内に外ストリップ側を容器本体の内面に対向させて間隔をおいて固定するとともに、前記温調エレメントの外ストリップ側と容器本体の内面との間の間隙の上下部を封止して間隙室を形成した構造を有しており、かつこの容器本体の内面と温調エレメントの内筒とで囲まれた空間(以下「本体室」という)と間隙室とを、連通管または均圧器を介した配管(以下まとめて「均圧配管」という)で連結した槽容器中で行うに際し、上記均圧配管の本体室側開口部(以下「槽側接続口」という)が槽容器の頂部鏡板に接続する配管に設けられた槽容器を用いることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/00 MDD ,  C08F 2/16 MBC ,  C08F 14/06

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